半水慮での宿泊レポ、今回は
夕食での贅沢なひととき編です。
今回の宿泊は、誕生日と結婚○十周年記念との祝いを絡んだ節目の年でしたので、その旨を旅館の方に告げての宿泊でした。
宝船の箸置きに、お祝いの文字が入った傘、金の鶴、奥に見えるタレが入った器も金色だ~(*´艸`)
食前酒 家喜酒 柿で作られた自家製のお酒。これがとっても風味が良くて美味しくて♪
それとこの漢字のあて字がいいですね。家が喜ぶですか。なんとも今回の宿泊にピッタリなお酒です(^^)
息子にはノンアルな梅蜜を出してもらいました。
向附 がんば湯引き 若布 ぽん酢 『がんば』とは、島原地方で『河豚』のことを意味します。『がんば』は棺桶を意味し、棺桶に入ってでも食べたい所から名がついているんですね。『鉄砲』とか『ふく』とか、地方によって呼び名は変わるのは面白いですね。私は島原が好きで何度も行ってますが、島原の河豚は、大抵こうやって湯引きの状態で肉厚なものをいただく事が多いです。この河豚がまた肉厚で歯ごたえ良く、中はレア状態で楽しめます。鶴の器に入ってて、なんともめでたいですね~。
折角のお料理ですから、日本酒をいただきました。
半随慮のオリジナル日本酒です。岐阜県にある千古乃岩(ちごのいわ)酒造の大吟醸です。吞みやすくスッキリとした味わい。
特別料理 鯛塩釜焼 鯛の塩釜の部分を木槌で夫婦で割るという演出をさせてもらえます。これは喜ぶなぁ(笑)
仲居さんに取り分けていただいて、お好みで鯛はこのタレをつけていただきます。鯛はそのままでもふっくらしていて甘みがあり、非常に美味しかったです。
サザエもやわらか。何気に付け合わせのサツマイモまで甘くてホクホクで美味しい♪
煮物 蟹真薯 湿地 焼餅 紅葉人参 松葉柚子 お出汁がすごい。そして、この見た事がないシメジの強さ。歯ごたえシャクシャクでとっても美味しい茸なんです。珍しいものらしく、私も初めてみました。器も鶴が舞っていて綺麗ですね。金箔といい、まさに祝いの膳といった感じですね。
造里 紅葉鯛 烏賊 鰹燻し あしらい 山葵 特製ぽん酢 扇の器に綺麗に並んで登場。その迫力たるや、写真では中々伝わらないのが残念(ノД`)
二人分づつ、別の器で出されました。
取り皿は鯛が2匹(笑) 特製ぽん酢で食べる鰹がとっても美味しかったです。お酒がすすむ~(笑)
箸休 とんぶり 帆立貝 あわび茸 トロトロとコリコリな食感が楽しくて♪ 鰹節と絡めて食べますが、なんとなく白ご飯が食べたくなるのは何故かな(笑)
特別料理 蒸鯛 赤飯 これが本当に良い香りで♪ 鯛の味と赤飯のもちっりとした旨味。もう何回ノックアウトさせられたらいいんだろう。
八寸 山の幸 海の幸 この素晴らしさはどうでしょう。色付いた木の葉が秋を演出しています。贅沢すぎる(笑)
瓢箪の器に取り分けて。
なんの芋だったかな? これとカラスミを一緒に食べるとシャクシャクの歯触りと、ネットリ濃厚なカラスミとが相まって、口の中が非常に幸せな状態になるんです(笑) しかもカラスミ、子供用にはお酒を使っていないバージョンも提供してもらいまして。もう、たっぷり肉厚状態のカラスミを堪能することができました。ミカンをあしらった黄身も美味しかったです。
鯖の棒寿しは、鯖自体が肉厚でホント美味しくって。私好みの酢加減。ため息の連続です。
こちらのイクラは歯ごたえがよくプッチプチな食感。
稲穂は揚げられていて、なんと食べてもいいそうです。こんな経験は初めてです。
茸にしても